低用量ピルを飲み始めたので、メリット・デメリットをセキララにレビューする
PMSがやべえ
思春期に生理が始まってから、PMS(月経前症候群)がひどい人生だった。
女性の方々は理解してくれるだろうが、症状としては、こんな感じ↓である。
・わけもなくイライラする
・わけもなく泣きたくなる、そして泣く、もやは嗚咽
・甘いもの食べたい欲求→食べた後の罪悪感、絶望感、胃もたれ…
・鼻周りのニキビの増加
生理が始まってしまえば、何だったんだ、あの症状、という感じでけろっと治るのだが
生理前は死ぬほどつらい。
抑うつ状態になって、涙が止まらなくなるし、死にたくなる。
メンタルの具合によっては、会社にいけないほどである。
人間余裕がなくなると、弱いもので、生理前には
あーもう女やめたい。男性陣はこのつらさがわかんない分、早死にしろ!
みたいな、過激な暴言を夫に吐く始末。(夫、ごめん)
毎月ホルモンの具合によって、メンタルが振り回されるのはくだらないことこの上ないし、周りにも迷惑をかける…このままじゃやべえ、と思っていたところ、
同じくPMSに悩む友人に低用量ピルをすすめられた。
え、ピルってヤリマンがよく飲む避妊薬じゃないの!?
と失礼ながら変な偏見を持っていたが、とにかくその友人がプッシュしてくるので
半信半疑飲み始めることにした。
結果現在4シート目が終わるころだが、体も慣れてきて段々とメリット、デメリットがわかってきたので、レビューしたい。
ちなみに、私が飲んだのは、ヤーズというピルの中でも副作用の少ないものである。
まずはメリットから
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メリット①:気分落ち込みの解消
以前は生理の1週間くらい前から落ち込みがひどく、体も動かなかったので、
あぁもうそろそろ生理なのだわ…とそれだけでブルーになっていたのだが…
今はピルのシートを見たら、あれ生理まであと3日…!気分もいいし、全然気づかなかった、という感じ。
素晴らしき哉、人生。
抑うつ状態にならない生理1週間前はこんなに輝いていたのね♡と、踊りだしたくなる気分。
私の気分がいいせいか、夫もなんだかうれしそう…すまん、夫よ、そんなに迷惑かけていたとは。
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メリット②:肌荒れ解消
生理前になるとお決まりにできていたぼこっとしたニキビ。
飲み始めた月から、できなくなった。
肌が汚いだけでメイクのりも悪くなるし、さらに気分が落ち込んでいたところだったので、
これがなくなったのはかなりのメリット!!
自分の肌を見てテンションあがったのは何年ぶりだろう…!
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メリット③:性欲減退
これは人によってメリット、デメリットが分かれるところだろうか。
下世話な話で恐縮だが、私の場合、夫との性欲差がかなりあり、私の方が性欲が強いためにセックスに乗り気でない夫とかなり衝突も多かった。
だけど、ピルを飲み始めて以降、性欲が弱くなった。
メンタルが安定すると、性欲も安定するのか…!!
結果、夫とのセックスが少なくても全然平気だし、かえって夫の日々のちょっとした気遣いやスキンシップこそが夫婦の愛情だと、気づくことができた。
自分ちょっと性欲強すぎて変なのかも…という悶々とした悩みもなくなった。
さて、色々持ち上げてしまったが、逆にデメリットはどんなもんなのか!?
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デメリット①:毎日飲まないといけない
低用量ピルの普通の薬と違う点はシート毎に販売されていることである。生理から「●日目はこの錠剤」という風に、日によって錠剤に含まれいている成分比が異なる。
だから、毎日飲まなければならない。
飲み忘れたらその月のPMS抑制効果と避妊効果は望めない。
しかし、朝飲み忘れたら夜飲んでもセーフだし、ピルシートには曜日シールというものがついており、その日に飲んだか、飲み忘れたかが一目でわかる作りとなっているから飲み忘れることは少ない。
↑上のシートの場合、生理が始まったのが木曜日なので、木曜日始まりのシールを貼っている。
私は自他ともに認める超うっかりテキトーADHD人間だが、飲み始めて4か月、飲み忘れたことはない。
朝起きたら最初に飲む!という風に何かの行動と結びつけていれば、忘れることもないだろう。
ちなみに朝飲み忘れても、夜飲めばギリギリ大丈夫とのこと。。
(避妊効果はイマイチとなってしまうらしいが…)
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デメリット②:避妊効果がある→妊活中は飲めない
一般的なピルの効果として言われているのは避妊効果ではないだろうか。
コンドームより高い避妊率。
私は結婚してそろそろ妊娠したいかな、という時期になってきたのでデメリットに書いたが、今子供を望んでいない人にはむしろ大きい効果か。
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デメリット③:費用がかかる
ピル費用は1シート(1か月)あたり2,000円程度。
初回は婦人科に行って自分のあったピルを教えてもらう必要がある。
病院で処方してくれるのは初回は1シート、その後定期的に通うようになっても、多くても3シートまでなので、金銭的なコストに限らず時間的なコストも相応にかかる。
ただ、1回体に合うピルが見つかれば、個人輸入でネットからも何シートでも購入可能なので、これも慣れれば削減できるか。
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デメリット④:副作用がないとはいえない
体のホルモンバランスを変えている以上、もちろん副作用のリスクはある。
低用量ピルの場合、血管を詰まらせる副作用があり、むくみがひどくなったり、脳梗塞、血栓症のリスクもわずかながら高まる。
最初は定期的に婦人科に通って慎重に飲み始めることをお勧めしたい。
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デメリット⑤:甘いもの抑制効果はいまひとつ
私は生理前、以上に食欲がわく。特に甘いもの。
これもPMSの一種だと思っていたので、ピルによる抑制を期待したのだが…
意外と効果がない。。泣
結論:結局いいのか、わるいのか!?
まとめてみると、メリット3つに対し、デメリットが5つと、デメリットの方が多いレビューとなってしまった。。
しかし、メリット①(気分落ち込みの解消)とメリット②(肌荒れの解消)が私にとってはかなり大きいメリットだったので、
これからも続けていきたい。
ただ、妊娠は望んでいるので、いつかは漢方に切り替えなきゃなあ。
漢方のほうも、病院行ったらレビューします。