生きづらくても生き続ける~バリキャリとゆるふわのハザマ~

ADHD(グレーゾーン)、HSP(HSS型)、遅延性フードアレルギーに苦しむ27歳こじらせ女子がもがきながらライフハックを提案する場

運動音痴、インドア派の私だけど、ヨガが続いた!ヨガの魅力を初心者ながら語ってみる。

運動神経が昔から悪い。

体幹がないせいか、小さいころから体がクネクネしており

軟体動物みたいと言われてきた。

 

体を動かすのが嫌いなので、学生時代ももちろん文化系の部活、サークルに所属。

社会人になってからも、休日は外でアクティブに活動すると疲れてしまう、ので

家でごろごろ映画みたり読書したりするのが好きだった。

いわゆるインドア派の干物女子、というやつである。

 

しかし、だ。

さすがに社会人になり、長時間デスクワークをするようになって

座っている時間が長くなると、週の後半になるにつれ、お尻が重くなるようになった。

そしてついには、肩こりと腰痛がひどくデスクに座れなくなるようになり、

これはいよいよ運動しないとやばい、というレベルに達した。

 

しかしながら、とにかく運動が嫌いなので、続かない。

近所のスポーツジムに通うも、マシンの使い方覚えるのがだるいし、まずジムまで自転車をこいでいくのがだるいので、3か月で挫折した。

家で筋トレを始めるも、自重トレーニングには限界があり、新たにマシンを買わなければならないので、だるくなって2か月で挫折。

 

最後に私が選んだのがヨガである。

 

選んだ理由は、そんなに体力なくても気軽にはじめられそうであり、何よりヨガをやっている女性はモデルや芸能人など、みんな細くておしゃれなイメージであったからだ。

(しかし、ヨガをやるようになると、その精神はインド哲学につながり、私のうすっぺらいイメージがいかに間違っていたか気が付くのであるが。)

 

ヨガを始めて1年半になるが、上達の兆しはわずかしかないものの、

こんな怠惰干物女子の私でも続けてこられたその魅力を、ここでまとめてみようと思う。

 

なお、魅力については、他の運動と比べる視点で書いているので、「頭がすっきりする」とか、「筋力がつく」とか、ランニングとか筋トレとかにもあてはまるものはあえて書いていない。

 

魅力①運動なのに、「スポーツ要素」がない→運動音痴に向く

ここでいう「スポーツ要素」とは「競争要素」のことである。

 

たいていのスポーツには勝ち負けがある。

私のように小さいころから運動ができなかった人間、競争環境で負け続けていた人間にとっては、

これが大きなプレッシャーに感じる。

 

ずっとスポーツを続けていた人にとっては、大人になっても、たとえばランニングなどのように、数字として結果が表れるほうが

自分の上達度合いがわかるし、モチベーションにつながる!という人は多いようだが、

 

できないことが恥ずかしくて、続けられるか不安…

 

という人にはヨガは大変おすすめな運動である。

 

ヨガスタジオのレッスンに体験で初めて行ったとき、インストラクターの人に言われた言葉がこれだ。

 

「ヨガは周りの人と比べるものではありません。

周りに比べて、できている、とか、できていない、とか、そういうことを気にすることなく、昨日の体に比べて、今日の自分の体がどうなのか、確認していく作業だと思いましょう。」

 

ずっと運動音痴コンプレックスだった私にとって、

この言葉には本当に救われた。

(なんならちょっと泣きそうになった)

 

スタジオで、バレエの先生のような細くてスタイルのいいお姉さんが隣にいたとしても

気にせず、自分のペースでヨガを行うことができた。

 

おかげで変なコンプレックスも生まれず、1年半の間、マイペースに続けられている。

 

魅力②運動負荷のハードルがめっちゃ低い

運動を続けるとき、そのハードルになるが、「ちょっとだるい日」の対処法である。

元気な日や、運動したいなーと思っている日は、まだいい。

ちょっと高負荷の運動でも、ポジティブに続けられる。

(こんな私でも元気な日は3キロくらいのランニングはできる)

 

問題は、

仕事や家事で疲れて動きたくない…とか

生理前で体動かすのだるい…という日だ。

そういう日に体が動かないので運動が続けられず、

結局挫折してしまうのだ。

(しかも女性の場合、そういう日は結構多いのではないだろうか)

 

その点、ヨガはすごい。

元気な日用には、ハードヨガと呼ばれる汗流しまくりダイエット効果抜群!のヨガ、

元気のない日は、陰ヨガと呼ばれる寝ながら呼吸しているだけじゃね?っていうヨガまで取り揃えられており、

運動負荷別のバリエーションが半端ない。


寝たままできる自律神経を整えるヨガ☆ やる気が出ない時にオススメ

 

 

疲れている日でも、寝ながらできるヨガをやることで、気分は晴れる。

それなら運動していないに等しいのでは…と思う方もいるが、意外とそんなことはない。

柔軟だけでも行うことで、次の日の体の動きもよくなる。

 

 

効果③家で行えば道具も必要ない。思いついたときに、好きなだけできる! 

スタジオヨガもいいが、家の中でもヨガは行うことができる。

出不精の人にとって、これは大きなメリットではないか。

 

家で行う場合、始めるコストがほぼかからない。

買う必要のあるのはヨガマットだけ。安いのなら1000円台から買うことができる。

 

 

たとえば、ランニングを始めるとしたら、外に出るのでランニングウェア、ランニング靴が必要だし、

筋トレを始めるとしても家であれば筋トレ用具を買う必要がある。

 

しかし!!!それがヨガならヨガマットだけ!

おしゃれなヨガウェアも売っているが、

家でおこなうなら、パジャマでOK!なんなら下着でもOK!

 

しかも家で行える以上、外の天候に左右されることがない。

雨だろうが雪だろうが、家の中にいる限り、毎日行うことができる。

 

とにかく出不精で家大好き!という、私のような人間にはぴったりの運動である。

 

運動音痴とインドア派こそ、ヨガを始めろ!

バカとブスこそ東大に行け!ではないが、

運動音痴とインドア派こそヨガをやれ!

と私は強く言いたい。

運動が苦手で、インドア派で、今まで様々な運動に挫折してきた私だったが、

この怠惰な特性のせいで、ヨガだけは性にあって続けられきた。

 

運動苦手だけど、面倒くさがりだけど…体がなまってきた…

という干物女子の方はぜひ、はじめてみてほしい。